お昼のバドもなく、特にお誘いもないので、いつもの日曜バドに出かけた。
本日はやや遅れて参加。
やる気は中の下くらい。


本日はここ3か月の中でも際だって体調がよい(よく台風がこなかったものだ)状態にあったのでそれなりに期待した。
つまり苦しむことなく実力の8割くらいは出せて、それなりによいラリーが出来るのではないか、と。


甘かった
自分の抱えている問題がここまで悪質なものだとは思わなかった。


始めから3分の2くらいまでは何事もなかった。
が、始まってから70分ぐらい経った頃から少しずつ「不安」を感じるようになった。
そしてそれから20分ぐらいして、いつものやつが威力3倍ぐらいで突然発動した。
ノルウェイの森』のレイコさんが言うところの「ボンッ」だ。
運の良いことに、5分ぐらいじっとしていたら収まったが、そこから先はもう集中力ゼロ。
実力の8割どころか、運動神経ゼロのスポーツ音痴並の動きになる。
(これは試験でも仕事でもMTGでも映画を見ているときでも何でも同じ。一度発動すると頭の中が真っ白になり、もうとにかくいまやっていることが早く終わってくれることだけしか望めない状態になる)


この状態は結構経験しているので、こうなった時にはもう無理に勝とうとはしない。
一生懸命にもならない。
ただひたすら打ち込まれるだけにする。
そうして時が過ぎるのを待つ。


「気分が悪い」と言って帰ればいいじゃん、という指摘はごもっともだが、毎度のことだから、もしその度に忠実に応じていると私はバドミントンが出来なくなる(私自身は大丈夫だと言っても周りが嫌がる)。
ならもうバドミントンなんてやらなきゃいいじゃん、という指摘はごもっともだが、以前にも書いたように私は挫けるつもりはない。
ただひたすらだまって堪え忍ぶ。
ぼろぼろに打ち込まれるのも修行の1つ。
どんなに体調がおかしくなっても、圧倒的な実力を身につければ勝てるのだ。
ハンディが有る分努力は何倍もしなければならない。
そのことを忘れさせないためにも、私は引かない。


それにしてもこの病、やっかいだ。
今日は本当に調子がよくて、久しぶりに無難に1日が終わるものだと期待していたらこれだ。


先週新しく処方された薬のせいで、この1週間、1日中ずっと眠い。
気分を落ち着かせる作用がある(勿論強烈な眠気付き)らしいが、そもそも私は落ち着きがないのか?
まあ100歩譲って私ではなく、私の内臓を落ち着かせるものだとして、なんで落ち着いた状態で不安に捕らわれるのだ?
そういうことを感じさせないための薬だろ。
原因はおそらくあのトラウマなのだろうが(この件だけは棺桶の中に持っていく)、だとすればやはりこの病が治ることは永遠にないのだろう。


ていうか、「あ、今は意外に神経の興奮が収まっているな」と自分でモニタリングしている時点で既にこれは意味を成していないと思うのだが。
やはり薬なんかでは自我を殺すことは出来ないよ(かといって修行なんかするつもりはないけど)。


今日の暴発はなんだったのか。
お腹でもすいたのかもしれないが、それならそういう信号を送ればいいのであって、よく解らない刺激を送られても困る。
まあ、さんざん身体からの信号を無視してきたから(高校の時ぐらいから、ありとあらゆる身体の信号を無視して、<わたし>の都合を優先させてきた。その結果、今ではもう空腹とはどういう感覚であったかということすら忘れつつある)、身体には身体の言い分があるのだろう。


最近は身体のストに耐えきれなくなったので、なるたけ答えようとはしているのだが、身体の方も無視され続けている間に正しい信号の伝え方を忘れてしまったらしい。
こちらとしては推測しながら対応しているのだが、時折地雷を踏んでしまってとんでもないことになる。


まあ、もうどうしようもないでしょ。
発動したらそれまでと諦めるしかないね。