バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)

バッハは基本的に全てよいが、なにか1曲挙げるとすれば、問題なくこの曲。
勿論、クラシック初心者の私は、第1番ト長調の前奏ぐらいしかまだ耳に残っていないわけであるが、全曲通して聞いていても、1晩中流していてもまだ聞いていたいと思えるほどの素晴らしい曲。


残念ながら私には演奏による違いを聞き分けるだけの耳とゆとりはない。
この人の演奏についての意見も特にはない。
だが、同じ時間消費型の娯楽といっても、音楽に求めるものはかけた時間分の効用ではないため、書と違って無理に解釈したり意見を述べたりする必要はない。
少なくとも私はそう思う。


バロックが好きなのは、私の心がやはりどこか遠くに行くことを憧れているからだろう。