■
映画を見に行った。
勿論苦手な映画館に一人で行くことはない。
誘われて行った。
苦手なら断れよって?
まあ、この身がどうなろうと知ったこっちゃ無いので基本的には人に合わせるようにしているだけなのだが。
ゲド戦記
宮崎息子の初監督作品らしいが・・・。
とんでもない駄作だった。
まずもって設定が陳腐だ。
テーマも陳腐だ。
問題の解決法も陳腐だ。
ストーリー展開もぬるい。
時間の割にはたいしたことを語れていない。
主人公の立ち直りが早すぎる。
敵が論理を放棄してからの立ち回りが無駄に長い、往生際が悪すぎる。
新規さのかけらも見あたらない。
テナー&テルーの声優が下手くそだ。
などなど
ネタバレは避けたいので抽象的な批判にならざるを得ないが、要は「物語とはなにか」「映画とは何か」がちっとも解っていない。
鑑賞者を馬鹿にしているとしか思えない。
原案は親父さんのこの作品らしいが・・・。
- 作者: 宮崎駿
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1983/06/15
- メディア: 文庫
- 購入: 29人 クリック: 133回
- この商品を含むブログ (141件) を見る
あまりにひどいので原作がどんなものか確かめてみることに。
wikiの説明だと原作はまだ読む価値の在りそうな内容だと判断。
即全巻購入。
嗚呼。
毎回冗談のように書いているが、本当に置き場がないのだ。
痴れ者め。
映画館が苦手な理由がわかったような気がする。
あの空間にいるとのぼせるのだ。
今回も鑑賞中に気分が悪くなった。
別に閉所恐怖症があった覚えはないし、人酔いをするわけでもない。
そもそも昔は平気だったのだ。
そう考えてみるとやはりわからん。
まあ、いいや。
- 作者: 佐高信
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2001/10/19
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る