背徳者

・・・人間の偉大さを言いあらわすためのわたしの慣用の言葉は運命愛(アモール・フアテイ)である。何ごとも、それがいまあるあり方であれと思わぬこと、未来に対しても、過去に対しても、永遠全体にわたってけっして。必然的なことを耐え忍ぶだけではない、それを隠蔽もしないのだ、−あらゆる理想主義は、必然的なことを隠し立てしている虚偽だー、そうではなくて必然的なことを愛すること・・・

ニーチェ 「この人を見よ」 なぜわたしはこんなに賢明なのか 10 P73L8〜L12


冬期講習のまっただ中にある。
朝、走って家を出たと思ったら、もう家路についている。
間のことは全く覚えていないぐらいだ。
無論、自分のことは全く出来ない。
それでも本は2〜3冊読んだ。
やはり、必要なのは時間ではない、やる気だ。
最近、モチベーション、インセンティブの重要性を改めて感じている。


A.ジイドの「狭き門」を読んだ。
観念的プラトニズムの集大成。
この書物に光を見た。
現在、その姉妹編(?)、「背徳者」を読んでいる。
こちらは肉欲におぼれていく男の話らしいので、読むことで「狭き門」との相対化が可能となる。
ニーチェが成し遂げられなかったニヒリズム
私が大成させる。
その生き方で・・・。


怒濤の5連続フルコマ週間。
出撃。