帰ってきた・・・。


夢の国からリアルワールドへ・・・。


(因みに空白は)時間の経過である。
帰ってからかため息ばかり。


植松様、かっこよかった〜。
じゃ、なくて。
素晴らしいコンサートであった。


本日悟ったこと。

音楽は地球を救う

間違いなく、絶対に、何が何でも。
私が保証する。


2曲目の"ザナルカンドにて"で先制パンチをくらった。
あやうく失神してしまいそうになった。
目頭が熱くなり、おお、五年ぶりに泣けるのか?と思われたが・・・。
このドライアイはよほど重傷らしい。
幕間に目薬さしていたからなぁ。
だが、あの曲のあの演奏なら死ねる、と思った。
葬送曲に是非頂きたい。


残りは、ヴォーカルは微妙だったが、演奏は全て最高であった。
今回は、白鳥さん、RIKKIさん共に不参加。
少し残念であった。
前回逃したのは痛い(ライブCDでは半分も伝わらない)。
"素敵だね"は間違いなくとどめの一撃になったであろうに(その場合、私は日記はおろか、家にたどり着くことも出来なくなっていたに違いない)。


オーケストラで通して聞いて気づいたことだが、植松さんのかく曲は、一つのテーマで貫かれているようである。

「悲愴」

あえて言葉にするならこんな感じか。
あくまで私の見解に過ぎないが。
ただ、彼がアイリッシュに魅せられていること、すなわちあの悲愴さに満ちあふれた「北欧(ケルト)神話」の国の音楽が彼の頭にあることから類推しても、これは解らない話ではないと思う。
そして、私はこの世で最も「悲愴」さに満ちあふれた「悲劇」を好むのである。
クラシックでいうとイェルネフェルトの「こもり歌」辺りである。


この前聞いたのはカルテットだったので、フルオーケストラには圧倒された。
いささか宣伝色が強すぎた感があるが、演出の上手さで何とかカバーしていた。
最後は、求められるままに会場総立ちのスタンディングオべイション。
この調子だと、まだ続きそうだ。
次回が楽しみである。
もう少し生きてみようかとも思う。


・・・。
寝よう。
何もせずに。
むしろ筋肉が弛緩していて何もできましぇん。


今日だけ・・・。
美しい夢見させて下さい。
今日だけ・・・。